皆さんはこの2022年という新しい年を
どのようなお気持ちでお迎えでしょうか。

昨年はこのブログの開設に関して、

読者の方々や病院関係者に多くの支援を頂き、

服部病院の透析センターの魅力や腎不全看護について

伝えて行くことができたことに感謝いたします。

 

私自身は気持ちを新たに、

更に人間力、看護力をアップさせて飛躍していこうと

考えています。

 

今回は透析室の看護師としてのあり方について

お話させていただきたいと思います。

 

どの分野の看護師でも同じですが

透析室の看護師は

腎不全看護における「専門性」のある知識や技術

そして日常生活における支援を行うことが主な業務内容と

お伝えしました。

 

しかし最近感じることですが

看護師経験が長くなればなるほど

その経験値や知識におごりが出てしまい

ややもすると謙虚さというものに欠ける自分自身がいました。

 

しかし看護師だけでなく医療従事者は

各々の専門性を持ちながらも

患者さんの個別性や多様性、
そして様々な価値観を大切にした

看護を行わなければ、

心底からは患者さんをケアすることができない
と感じるようになりました。


 

患者さんを本当に「看る」には

患者さんに謙虚に関わらせて頂くことで

患者さんとラポール(信頼関係)
が保つことができると思うのです。

 

そのためには自身の謙虚さや素直さ、
そして感性の豊かさが必要です。

そのためには「人間力」を磨き続けていくことが

必須だと思っています。

 

感性や人間力というものは

看護の世界の学びだけで成長するものではなく

幅広い視点からの学びや

美しいものにふれること

コミュニケーション力を上げること

が大切になってくると思っています。

 

今年も多くの笑顔が溢れる

服部病院の透析センターを目指して

邁進していこうと思いますので

どうぞよそしくお願いいたします!

 

第1透析室看護主任 北川 歩理

B2977513-0431-4D4C-A09D-C2DB0609C52B